涅槃仏で知られるワット・ポー〜ラマ1世が眠る寺〜

こんにちは、ばんばんです。

巨大涅槃仏とマッサージの総本山として知られるワット・ポーに出かけてきました。普段はあまりにも観光客が多くて足が遠のいていましたが、コロナの影響で外国人が激減している今こそじっくり見学するチャンスでは?と考えた次第です。

ワット・ポーとは?

正式名称はワット・プラチェートゥポンウィモンマンカラーラームですが、一般的にはワット・ポーと呼ばれています。これは、現在の正式名称が制定される前のWat Photaramが由来となっています。

バンコクに都が移る前、タークシン王がトンブリーのワット・アルン横に王宮を構えた対岸には、そのWat Photaramが既に存在していました。

トンブリー王朝時代の地図です。左下にある王宮(GRAND PALACE)の対岸にある△はタイ語でWat Photaramと記載されています。

ラマ1世が都を対岸のバンコクに移してからは、王室の重要な寺院として庇護を受けて大きく発展してきました。もちろん王室第一級寺院です。

ワット・ポーへの行き方

2019年に地下鉄MRTが延伸されて、旧市街観光エリアへ行くのがとても便利になりました。ワット・ポーは新しく開業したSanam Chai駅から歩いて5分程度の距離です。

チャオプラヤ・エクスプレスボートでクルーズ気分を味わいたいという場合は、対岸のワット・アルンで下船して渡し船で向かうことになります。船着場からワット・ポーの入り口までは歩いて数分の距離。

まずは本堂へ

MRT Sanam Chai駅から行く場合は、チャルンクルン通りの交差点を左折して延々と白い壁沿いに川に向かって歩いて行きます。入り口は涅槃仏堂のすぐ近くにあります。

タイの観光地にある寺院では、タイ人は無料で外国人は有料という二重価格制度があります。このワット・ポーも例に漏れず、外国人は200バーツ(2020年10月現在)となっています。

まあ、外国人はお参りセットを購入したり、お賽銭をあげたり、寄進したりしませんから仕方ないかなと最近思います(以前は理不尽だ!と思っていましたが)。

この日はマスクをしていたのですが、入場前に名前と電話番号を記載するノートがあって外国人だ!と判明してしまいました・・・。「はい、あっちでチケット買ってねー」(そもそも歩いているタイ人について行ったので、チケット売り場に気が付きませんでした)

なるほど大きなお寺ですが、これでも全体の半分ほどしか一般公開されていません。同じぐらいの敷地の僧房が道を挟んであるみたいです。

西洋人風の門番がお出迎えしてくれます。

西洋人横のこの門をくぐって本堂のほうに向かいます。

門をくぐると小さな塔が林立していますが、アンコールワットのバイヨン寺院を思い出させます。ただ、向こうはそれぞれの塔にあのクメール顔がついていますのでインパクト絶大ですが・・・。

全部で71ある塔には王族の遺灰が収められています。

仏像が並ぶ外回廊を越えると中庭があり、塔を支えるのも西洋人風。他のお寺ではヤック(鬼)が支えてるんだけどなあ。

こちらは内回廊。仏像がここまで並ぶと壮観です。

今までにいくつものお寺を見てきましたが、こういったところをみると王室寺院の威厳や規模の大きさを感じます。

ラマ1世が古いお寺をアユタヤ様式に改修したのですが、その後ラマ3世によってラタナコーシン様式に改修されています。それにしても巨大な本堂です。

ワット・ポーのご本尊はアユアタ時代に制作され、ラマ1世によってトンブリーから移設された神々しい仏像です。その台座にはラマ1世の遺灰も収められていると言われています。

ここでお参りするタイ人達はブッダとラマ1世両方にお参りしているのですね。

王たちのチェディへ

敷地のほぼ中央には歴代王を象徴する仏塔が4つ建っています。これはラマ1世がビルマに破壊された仏像の破片を奉納したのが始まりで、真ん中がラマ1世、右がラマ2世、左がラマ3世、奥がラマ4世となっています。

手前にあるお堂の壁には当時の最先端学問(医学等)が壁画として残っていますので、見学してくださいね。

仏塔を囲む回廊にはブッダの立像が収められています。

ワット・ポーの巨大涅槃仏

最後まで楽しみにとっておいた巨大涅槃仏に会いに行きましょう!

入り口で靴を入れる袋を渡されてお堂に入ります。こんにちは〜、お休み中のところ失礼しまーす。

入り口付近が頭で、このあたりが高さ15m。高いです。

そして足元まで46mとはるか向こうですね。

このあたりがお顔を写真に収めるポイント。

そしてここが定番の撮影ポイントで、順番待ち方法の説明まであったのですが、この日はばんばんの周りには誰もいません。多分お堂の中にいたのが5人ぐらい・・・。

お堂の壁には昔の生活を描いた美しい壁画が多数ありますのでちょっと気にしてみてください。

まとめ

バンコクの定番観光ポイントであるワット・ポーに久しぶりに行った感想は、いろいろとバックグラウンドを知ってから見学すると楽しいなということでした。

今までは、涅槃仏有名だからとりあえず行っておくか程度でしたので・・・。

外国人料金200バーツに対して言いたいことは多々ありますが、涅槃仏はいかにもタイらしくて分かりやすい(巨大、金ピカ)観光地ですよね。初めてタイに来た方はやっぱり行った方が良いと思います。

リピートする際は、タイの歴史を勉強してから行くのがおすすめです。