大理石輝くワット・ベンチャマボピット〜ラマ5世が眠る寺〜

こんにちは、ばんばんです。

バンコクでも三大寺院に次ぐ観光地として紹介されることが多いワット・ベンチャマボピットですが、ちょっと行きにくいんだよねと自分に言い訳して足が遠のいていました。

今回、歴代王が眠る寺を巡礼している中で初めて行ってみたところ、タイのキラキラ感がなくてなかなか楽しかったので紹介しますね。

ラマ5世とお寺概要

ワット・ベンチャマボピットはタイの三大王チュラロンコーン王ことラマ5世によって整備された王室一級寺院です。

タイ民族初のスコータイ王国を発展させタイ文字を作ったと言われるラームカムヘン王、ビルマに侵略されたアユタヤを武力で取り戻したナレスアン、そして現在の近代国家タイの礎を築いたチュラロンコーン王が三大王にあたります。

中でもチュラロンコーン王は現在でも多くのタイ国民に敬愛されている偉大な王だったようです。

チュラロンコーン王はラマ4世の急死によって1868年に15歳の若さで即位しました。明治天皇も1868年に15歳で即位していますので、同じ激動の時代を生きていたのですね。

チュラロンコーン王はチャクリー改革と言われるタイの近代化を大きく進める大改革を進めてきました。主なものをあげると、国家歳入室の設置、国政参議会と枢密院の設置、省庁の再編、地方統治制度の改革、教育制度の近代化、奴隷制度の廃止、鉄道の導入等々・・・。

日本が江戸時代から一気に近代化を進めた明治政府と同様に、タイでも近代化を進めてきたのがチュラロンコーン王だったのです。

さて今回訪問した、ワット・ベンチャマボピットは、ワット・サイトーンという古いお寺に、1899年チュラロンコーン王によって現在の本堂が建てられました。

西洋文化に精通していたラマ5世らしく、大理石を多用した西洋文化を取り入れた建築になっており、別名大理石寺院と呼ばれています。

場所は、官庁や宮殿が多く集まるDusit地区。公共交通機関はバス以外ありませんので、BTSパヤタイ駅からタクシーで行くことをお勧めします。

カオサンエリアからは徒歩45分ぐらいですので、涼しい時間帯は散歩がてら行けないことはありません(ばんばんはここからカオサンまで歩きました)。

徒歩5分ぐらいの場所にラマ5世騎馬象がありますので、合わせて訪問してみてください。

大理石寺院本堂へ

外国人は入り口近くのブースで入場料金50バーツを支払います(タイ人のようにお参りセットを買ったり、お布施したりしませんから・・・)。また、各式の高い寺院ですので、服装にも注意が必要です。

上の境内地図では、一番上やや右側にあるピンク色のエリアが大理石に囲まれた本堂エリアです。

大理石寺院の本堂を正面から。コロナの影響で、週末にも関わらずひっそりとしていました。

近くで見上げるとなかなか迫力ある本堂です。ただし、獅子はあまり迫力がない・・・。

チュラロンコーン王が敬っていたタイで一番美しいと言われる仏像を模した仏像が祀られています。それは、、、ピサヌローク県にあるワット・プラシー・ラタナ・マハタートに祀られているチナラート仏(のレプリカ)です。

大理石寺院の仏像を初めてみましたが、、、やはり本家本元の方が美しいと思います(どこがどうとは言いませんが)。

静かな本堂で仏像と向かい合います。

窓はステンドグラスで飾られており、お寺にいるとは思えないですよね。

ステンドグラスのおかげで本堂内も明るいです。タイのお寺の本堂って暗いところが多いですからね。

本堂の裏側は、大理石の庭が回廊に囲まれた美しい空間になっています。(ちょっと迫力に欠ける獅子以外は・・・)

回廊には各国の仏像が並んでいます。日本の仏像もありますので、ぜひ見つけてみてください。

回廊に圧倒的な数の仏像が並んでいると、格式の高い寺院という印象を受けるようになりました。

境内をブラブラしてみよう

本堂の後ろ側(巨大な樹木を挟んで)にラマ5世を祀った小さなお堂がありました。

タイの近代化に尽力していただいたことに感謝感謝。

敷地の真ん中あたりに運河が流れていて、この向こう側は僧房になっています。橋の上から、本堂方面を振り返ってみました。

敷地内は芝生が植えられて、とても綺麗に整備されている感じです。

ラオスの古都、ルアンパバーンのコロニアル風高級ホテルのような雰囲気もありますね。

まとめ

西洋から積極的に学び、近代国家タイの礎を築いてたチュラロンコーン王が眠る寺は、西洋文化とタイ文化をを折衷したような美しいお寺でした。うん、美しい。

このお寺に行ってみて改めて気づかされたのは、食わず嫌いではなく、だまされたと思ってやってみることって大事なんだなと。

ちょっと行くのが面倒な場所ですが、重い腰を上げて行ってみることをお勧めします。