名門タマサート大学に里帰り!?

こんにちは、ばんばんです。

 タマサート大学と言えばタイの東大と(日本人の間だけで)言われるチュラロンコーン大学に匹敵する名門国立大学です。

 タイトルに??という方もいるかもしれませんが、実はばんばんは、タマサート大学のThai Studies Programという外国人留学生向けのカリキュラムに半年通ったことがあります。

 今回、久しぶりにタマサート大学のタープラチャンキャンパスに行ってきましたので、様子をお伝えしますね。

タマサート大学とは?

 Thammasat University(発音としてはタンマサートに近い)は、タイで二つ目の大学として1934年に法律学校として設立されました。

 設立者はタイの現代史で頻繁に名前の出てくるプリーディー・パノムヨンです。民主主義の父とも言われるこの名は、エカマイのプリーディー・パノムヨン劇場、スクンビット71通りの別名等、我々日本人が多く住むあたりにもその名を残しています。

 タマサート大学は民主化への思想や学生運動が活発で、1976年10月の血の水曜日事件では、衝突によって46名の尊い命を失っています。

 現在でも民主主義と言論の自由を重んじる校風が伝統的に維持されており、日本でいうと、学生運動が活発だった早稲田や明治といったイメージです(私学ですが)。

 あまりにも自由な校風なせいか、タイの大学生用制服を着用することを強要されておらず、Tシャツ、ジーパンで授業を受けに来ています。ただし、試験週間だけは制服必須。

 

ラタナコーシン島の城壁遺跡

 歴史的な話をもう一つ。

 タマサート大学は王宮から徒歩10分ほどのチャオプラヤ川沿いにあり、それこそラタナコーシン島のほぼ中心地。

 当時のラタナコーシン島は外敵から守りを固めるために、川と運河に加えて、城壁が取り囲んでいました。タマサート大学がある場所はチャオプラヤ川に面した最前線ということで、この城壁が築かれていたとのこと。

 現在は一部修復された姿を学食横で見ることができます。おそらく、現在の王宮を囲んでいる白い壁のような感じだったと思います。

 

カフェのテーブル横はすぐ遺跡です。

ロケーションと行き方

 タマサート大学のタープラチャンキャンパスは、王宮にほど近いところに位置し、王宮前広場、国立博物館、ワットマハタートに隣接しています。

 

 公共交通機関で行こうとすると結構大変で、一番便利なのがバスだと思います。というのも、多くのバスが王宮前広場を発着するターミナルにしているからです。

 旅行者にも分かりやすいチャオプラヤ・エクスプレスボートの場合は、王宮最寄りのター・チャン船着場で降りて10分ほど歩くか、対岸のシリラート船着場から渡し船に乗るかです。ばんばんは後者が好きでした。

 地下鉄だと・・・徒歩30分程度でしょうか。

 

タープラチャンキャンパスに潜入

 さて、タマサート大学は基本的に誰でも入ることができます(確認したことはありませんが、警備員や学生に何か言われたことはありません)。ちょっとドキドキしますが、気にせず門から入っていきましょう。

 

 タープラチャン船着場(渡し船)から徒歩1分ほどで、大学への入り口です。こちらが正門かと言われると微妙なのですが、ほとんどの学生がこちらを利用していると思います(便利だから)。

 上の写真でオレンジ色の看板を出しているあたりが、大学のBook Storeです。教科書や文房具だけでなく、タマサート大学グッズも販売しています。

 

 門を入ってずんずん進んでいくと、タマサート大学のシンボルであるドーム前に出ます。ここには、開学の祖であるプリーディー・パノムヨンの銅像がある川沿いの広場があって、綺麗に整備されています。

 

 さらに奥に進むと右側に図書館があります。タマサート大学の図書館は地下にありますので、あまり好きではありませんでした。寒いし。

 

 図書館に行かずにどこにいるかというと、学食や川沿いのベンチです。ここに行けば誰か知り合いがいるし、WiFi完備。

 タマサートの学食システムは集合屋台みたいな感じで、色々な店が集まっています。ただ、当時は電子カードシステムなど存在せず、ニコニコ現金払いでした。安いですし。

 

 学食からは川が見え、涼しい風が通り抜けます。本当に恵まれた環境だと思います。

 

ばんばんもいくつかタイ人学生と一緒の授業を履修していたので、このビルにもよく来たなあ。川とは反対側には、陸上トラックや大ホール等の設備がありますが、ばんばんは利用したことすらないかも・・・。

まとめ

 今回、数年ぶりに足を踏み入れた(母校と勝手に呼んでいる)タマサート大学は、昔のままの空気に包まれていました。

 ランシットに広大なキャンパスができたことで、タープラチャンキャンパスで学ぶ学部は非常に限られていますが、川沿いのこのキャンパスの雰囲気はとても素敵です。王宮観光の帰りにでもぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 ばんばんがタマサート大学に通っていた頃に色々と書いていた学生生活、発見、思うこと等々が残っていましたので、近々にUpしたいと思います。