タイ国鉄でアユタヤの見知らぬ町へ日帰り旅〜快速111列車〜

  • 2021年3月27日
  • 2021年10月13日
  • 鉄道

こんにちは、ばんばんです。

コロナで旅行が制限されてうずうずしていた2021年2月も終わり、ようやく制限緩和が進んで国鉄列車の本数が増えてきました。

ということで、タイ国鉄列車の日帰り旅へお出かけしてきました。

目的地に選んだのが、、、「ター・ルア」。知らないですよね、普通。

アユタヤ県とサラブリー県の県境付近に古くからあるパサック川に面した町です。ター・ルアを訳すと「桟橋、港」ですので、日本でいうところの「津」や「泊」といった地名と同じですね。

ター・ルアに関する日本語の情報は全く見つからないので、Google Mapだけを頼りに歩いてきました。

始まりは国鉄フアランポーン駅

2021年後半にバンスー中央駅の開業が予定されており、全列車が廃止されるとか、フアランポーン駅にも一部列車の発着は残されるとか、国鉄労組が廃止に反対しているとか。

各種報道を総合的に判断すると、駅としては廃止される可能性が高くなってきたと思います。

地下鉄MRTの近代的な駅からこのドームに入ってくると、なぜかホッとするし、ここで旅気分が一気に盛り上がってきます。

初めて訪れた頃は、エアコンはなく、おしゃれなカフェもなかったです。ただ、一階にクーポン式のフードコートがあったことを記憶しています。

切符売り場にオレンジの袈裟を着たお坊さん。タイですなー。

窓口で「ター・ルアまで2等席を1枚」と言ってみるも、通じない・・・。何度も繰り返し、アユタヤのちょっと先でバンパチの次ぐらいなんて説明すると、、、

「おー!ター・ルア!」

って、さっきから10回は言ってますが・・・。無事に1席だけ残っていた2等車指定席をゲット。

10月にチェンマイまで寝台列車に乗った翌日から新しい切符に変わったとのニュースを読んでいましたが、それ以降初めての国鉄北線乗車。(よく考えると、12月のマハチャイ線は古い切符でした)

2時間21分の列車旅で、料金は81バーツ(約300円)。

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QRコードをスマホでスキャンしてみるといろいろな情報が入っていました。ただ、席番号とかないんですよね。

ヨーロッパの駅を思い出させる素敵なアーチ天井です。

我がデンチャイ行き快速はどこ?と探していると、ほぼ一番奥の10番線に止まっていました。

ちなみにデンチャイとは北部プレー県にある町で、バンコクから500km以上の距離を快速111列車は9時間半かけて走り抜けます。

快速111列車はタイ国鉄スタンダードとも言える、機関車が客車を牽引するスタイル。隣の9番線の列車はパタヤ方面に週末だけ運行される特別観光列車です。

GE製の機関車が頑張っています!

この列車は客車が8両と荷物車が2両の計10両編成。

まだ空席が目立ちましたが、定刻から1分遅れての出発です。

2時間半のタイ国鉄快速列車旅

バンコクを出発してからノロノロ運転を続けて20分ほどでバンスー・ジャンクション駅に到着します。すぐ横に開業準備中の巨大なバンスー中央駅が見えています。ぱっと見は巨大空港のターミナルですね。

ター・ルアまでの路線。

アユタヤ駅まで北上後、東北東に向きを変えてサラブリー方面を目指します。その後バン・パチ・ジャンクション駅で東北線と分岐して真北に向かっています。

こちらが9時間走る8両編成の快速に20席だけ設けられた2等指定席。これ以外の車両は全て3等自由席ということもあり、この日は全席売り切れとなっていました。

どうも、ばんばんが最後の一席をゲットしたみたいです(短距離ですみません)。

リクライニングができてそこそこ快適。日本の特急列車のような机もあります(壊れている席が多かったけど)。

ただし、エアコンはありません!

バンコク郊外のランシットを過ぎると列車はスピードをあげて田園地帯を駆け抜けます。ここまでのノロノロ運転はなんだったの?と言いたくなるぐらいの激走だったりします。

このあたりは高速化工事が完了しているので、揺れも少なくてとても快適。まさに快走。

窓からいい風が入ってきます。

アユタヤ駅に15分遅れで到着し、そこそこ多くの乗り降り。

この駅で2等車は完全に満席になり、列車は北部へと向かいます(ばんばんは残り30分ぐらい)。

タイの国鉄は車内アナウンスがありませんので、Google mapと睨めっこしながら無事にター・ルア駅で降車。

今まではバンコクから来た人たちと一緒だったけど、列車が行ってしまうと急に不安に・・・。ター・ルアは観光地ではないので地元民以外が行く理由がないところですから。

見知らぬ町ター・ルアを散策

旧市街の入り口付近にある国鉄ター・ルア駅は、地方ののんびりとした雰囲気が漂っています。停車する列車は上下線合わせて毎日20本ですからのんびりしていない方がおかしいですよね。

Google Mapにも記載されているように、駅前でナイトマーケットが開催されているようで、一部の屋台は朝から元気に営業中。

駅から屋台街を南に進むと、ちょっと賑やかなエリアに。セブンイレブンや銀行、眼鏡屋等全国チェーンのお店が集まっている旧市街の中心部っぽい感じの場所です。

パサック川には先ほど渡ってきた鉄橋がかかっています。現王朝名を冠したチャクリー鉄道橋は歴史ありそうな佇まいです。

パサック川から100mほど内側にある道がター・ルアの古い中心部のようです。お店がたくさん並んでいて賑やかな通りに写真のようないい感じの建物がちらほら。

こんな木造家屋があったり。

国道3407号線の橋から眺めたター・ルアの町。

右側のオレンジ屋根がワット・クランで、左側のふたつがワット・マイルアックという川沿いのお寺です。

テコテコと歩いてワット・クランまでやってきました。

観光客は皆無。地元民も皆無。しかも高くて立派な本堂は閉まってます・・・。

ということで、ター・ルアの観光は終了して、次の街へ行こうかなと思ったところで、アユタヤ行きのバス乗り場が分からない・・・。Google Mapには全く記載されていません。

バスの乗り場ありそうな方(感で)へ歩きながら見つけたクイッティアウ・ヤーイヤオという食堂が大当たり!

お店は普通の食堂なんですが、盛りつけが可愛らしいくて、肉がてんこ盛り、しかもうまい。飲み物はタイ産コーヒー。

トムヤム味のラーメンを美味しくいただきました。

ラーメン屋のおじさんに「台湾人か?」と聞かれたりしながら、バス乗り場の場所を聞いてみると・・・、「ほれ、あそこ、あそこ!」と100m先を指差してます。

みると見慣れたミニバンが多数停まってる!

ありがと、おじさん、おいしかったよ!

本来は、ここから次の小さな町へ向かうはずだったのですが、あまりの暑さに心が折れてしまい「バンコクまで1枚」。

中型バスタイプの路線で1時間半ほどでBTSモーチット駅前に到着。涼しくてウトウトしてたらもうバンコク周辺という快適ぶりでした(120B)。

まとめ

タイ国鉄を利用した日帰り列車の旅はいかがでしたでしょうか。

実は今回の旅は失敗続きだったので、次回改めて快速111列車のリベンジをしたいと思います。

え?何を失敗したのかって?まず、暑季は旅行に向いてない(分かってはいましたが・・・)。

次に2等指定席を購入してしまったこと。座席はとても快適なのですが、窓側の座席が取れなかったことに加えて、その窓自体がとても小さいんです・・・。3等で風をたっぷり感じる旅の方が楽しそうです(深く反省)。

Google Mapだけを頼りに小さな町を歩くのはとても楽しかったので、これからも続けていきたいと思います。

次はどこの町にしようかな。

別の旅行で乗車した際の動画を作成しましたのでご覧ください。