こんにちは、ばんばんです。
フェアモントホテルをご存知でしょうか?
カナディアンパシフィック鉄道を起源とする世界的な高級ホテルブランドで、2015年にアコーホテルグループに加わっています。ニューヨークのプラザホテル、ロンドンのサボイホテル等世界的に知られるホテルも保有しています。
さて、ばんばんはここ数年ジャカルタに出張する機会が多く、使い勝手の良いフェアモント・ジャカルタに宿泊するうちに、あっという間にフェアモントの最上級会員になっておりました。
すると、今までは考えたこともなかった特別なスイートルームへアップグレードされる機会が何度かありましたので、どんな感じだったかレポートしますね。
フェアモント・ジャカルタ・プレジデンシャルスイート
どんなホテル?
周辺のオフィスビルやショッピングモールと合わせて日系ゼネコンに総合開発されたスナヤン地区の一角に位置しています。2015年開業と新しいですが、すでに高級ホテルの貫禄があるように感じます。一番小さな部屋でも45平米、全室ウオシュレット付きとアジアとは思えないクオリティの高さです。
なぜプレジデンシャルスイートに?
予約を入れようとしたところ満室だとお断りされたのですが、別のホテルだと車の手配が面倒になってしまうため、プラチナメンバーの48時間前の部屋確保保証で交渉してみました。
スイートルームも含めて一室も空いていない状態だったらしく、とっておきのプレジデンシャルスイートを準備していただきました。
どんな部屋?
国の元首も宿泊したことがあるというプレジデンシャルスイートは最上階の32階に位置しています。(図を描こうかと思いましたが、セキュリティ上問題があると怒られると困るので、ここは言葉で説明を)
ドアを開けるとリビング・ダイニングエリアが目に飛び込んできます。立派なソファーで囲んだエリアが左側、8〜10人は食事ができそうな大きな食卓が右側にあります。リビングの右廊下側はオーブンやワインクーラー完備の本格的なキッチンスペースになっています。バーカウンターも併設していますので、ばんばんは近くで買ってきたものをバーカウンターで食べてました(食卓使わず)。
リビングの右側には立派な机を構えた執務室。どこかの国の首相も、ここで書類とか開いてたのかしら。
リビングの左側にはがっしりとした扉があって、ここから先は宿泊者のプライベート空間です。
最初の部屋は、ジム&スパ室。ヨガとか出来そうな広いフロアに、ランニングマシーンやスパトリートメント用ベッドがありました。せっかくなので、30分走りましたよ、はい。
次はマスターベッドルーム。ウオークインクローゼット付きで広いです。
そして、最後の部屋が大理石のバスルーム。ジャグジー風呂完備。この部屋はマスターベッドルームより大きくて、空間を持て余してます・・・。しかも寒かったです。
フェアモント・シンガポール・プレジデンシャルスイート
どんなホテル
シンガポールの中でも抜群の利便性を誇るCity Hall駅の真上にそびえ立つホテル。同じ敷地内にSwissotel、隣にRafflesと元々のホテルグループ3つが隣接しています。
1986年にオープンしたフェアモントシンガポールは一番下のカテゴリーでも45平米の広さがある部屋を備えた高級ホテルです。ホテル代が高いシンガポールでもかなり上位に来る値段設定です(広いですから)。
なぜプレジデンシャルスイートに?
当時はフェアモントの上級会員向けに無料宿泊券やスイートへのアップグレード券が配布されていました。せっかくなのでと1泊支払い、1泊無料券の計2泊を予約し、これをスイートへアップグレードしてくださいとお願いしていました。
ホ:「予約はできたけど、スイートは空いてないのでまだ確約できない」との回答。後日、、2泊分のカード請求。
ば:「すみませんが、なんか2泊分請求されてるようなんですが・・・」と慌てて問い合わせ。
ホ:「大変申し訳ない。1泊分払い戻します。ところで、一番広いスイートが取れました!」
ば:「ははは・・・」
このケースでは、ホテル側の明らかなミスということで、もともとはギリギリまで解放する予定のなかった部屋を最優先でアサインしたということかなと思っています(一応最上級会員でしたし)。
どんな部屋
広さ約190平米のプレジデンシャルスイートは、マリーナベイサンズ方面が見渡せる高層階に位置していますので、夜の噴水ショーを部屋から見ることもできました(小さいですが)。
ドアを開けると広々としたリビングルームで、グランドピアノが目に飛び込んできます。真ん中がソファーエリアで、右側がダイニングテーブル。キッチンはオーブンや電子レンジ完備でもちろん料理も可能。
寝室は、建物の形の影響を受けて少し三角形気味ですが、眺望も良く十分な広さがとってあります。寝室からバスルームに入ると真ん中にジャグジー、右にビデがあるトイレ、左側にはシャワーとサウナと言う超豪華仕様。
ホテルの部屋が狭いことが多いシンガポールで、本当に贅沢な思いをさせていただきました。
フェアモント・フィアヤーレスツァイテン・ジュニアスイート
どんなホテル?
北ドイツの中心都市ハンブルグのアルスター湖畔に建つドイツを代表するホテルのひとつです。もともとはマンションだった建物を使い、ホテルとして創業したのは1897年。
かの有名な高級ホテルFour Seasonsはこのホテル(フィアヤーレスツァイテン=Four Seasons)から名付けられていると言われています。
一歩足を踏み入れると、荘厳なロビーや手でドアを閉めるエレベーターなどヨーロッパの歴史を十分に感じられるホテルです。(リュックひとつでチェックインしたのはちょっと場違いでした・・・)
なぜジュニアスイートに?
無料宿泊券とアップグレード券を利用。8月中旬のトップシーズンにも関わらず、レイクビューの眺めの良いジュニアスイートを準備していただきました。
どんな部屋?
広さは50平米と決して大きくありませんが、独立したリビングルームには湖ビューの机も。
古き良きヨーロッパを思わせる豪華な内装です。
バスルームは、猫足付きのバスタブ完備。普段はシャワーで済ませてしまうことが多いばんばんものんびりとバスタブにつかってみました。
この広いリビングルームで社内旅行の出し物のために恋するフォーチュンクッキーを一人で練習していたのは内緒です。
まとめ
ホテルの最上級会員修行のコストパフォーマンスについて議論されることもありますが、1泊数十万円するプレジデンシャルスイートに泊まるという夢のような体験ができる可能性にロマンを感じます。
ばんばん的には、毎宿泊時のラウンジ利用だけで十分なのですが、こんなサプライズがあるから、ホテル修行がやめられないんだろうなと思います。