タイ国鉄マハチャイ線の旅

  • 2020年12月23日
  • 2021年10月9日
  • 鉄道
こんにちは、ばんばんです。

2020年12月中旬、今まで比較的コロナを抑え込んできたタイで1000人規模の集団感染が見つかって大騒ぎになりました。場所はバンコクから南西へ数十キロ行ったサムットサコン県マハチャイです。

実はばんばん、先日このマハチャイへ日帰り列車の旅を楽しんできたばかりという時のニュースでしたので正直びっくりしました。せっかくなので、古き良きマハチャイ線の旅をご紹介します。

※新型コロナ流行の影響で2020年12月21日から2021年1月3日まで、マハチャイ線及びメークロン線は全便運休となりました。

旅はウォンウィエンヤイ駅から

マハチャイ線は国鉄メ―クロン線の東側部分(Wong Wien Yai ~Maha Chai)の通称で、1905年に私鉄ターチン鉄道によって開業しています。

当初のバンコク側始発駅はクロンサーン駅で、チャオプラヤ川沿いのミレニアム・ヒルトンホテルの横にあるクロンサーンプラザの場所がそれにあたります。

そのことを知ってクロンサーンプラザを歩くと、なるほどウナギの寝床のような構造に国鉄駅の面影を感じられます(建物で駅の雰囲気を残しているところはありません。あくまでも形です、形)。

この区間は1961年に廃止されて、始発駅が現在のウォンウィエンヤイになっています。

国鉄ウォンウィエンヤイ駅はBTSウォンウィエンヤイ駅から徒歩15分程度の場所にありますが、本家本元のウォンウィエンヤイ(大きな円=ロータリー)からは徒歩数分の場所です。

ロータリーの中心には、アユタヤからバンコク・トンブリーに都を移したタークシン王が祀られていますので、まずは旅の安全を祈願してから出発としましょう。

道路からそのまま構内に入ると、バンコク側始発駅とは思えないのんびりとした光景が広がっています。ホーム一面に線路一線とこれ以上ないシンプルな構成です。

ホーム上には、たくさんの屋台が絶賛営業中。

出発時間が近づくと窓口が開いて、チケットを購入できるようになります。次の出発は10:40のようです。

3人分の立派なチケットを購入。マハチャイまで31kmの区間距離で料金は10バーツ(約33円)と格安!

日本だと、切符販売駅員の人件費も出ませんね・・・。

そうこうしているうちに4両編成のディーゼル車が入線してきました。エアコンはありませんので、涼しい座席(=日の当たらない右側)を急いで確保しましょう。

ドアとホームの段差は半端ないので、勢いをつけて。

室内はこんな感じです。無事に日の当たらない右側席を確保しました!

プラスチック製のボックス席で乗り心地は良くないですが、1時間の旅(しかも10バーツ)ですから贅沢は言えません。

定刻に駅の鐘がカランカランと鳴らされて出発!!

ディーゼルの心地よい音でガタゴト進む

出発して最初の駅はタラート・プルー駅。

駅の周りにも古い家が残り、昔から栄えたマーケットだった頃を思い起こさせます。駅のホームはというと、、、ウォンウィエンヤイ駅以上に屋台で賑わっているようです。

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列車とは思えないような縦揺れを感じながらトンブリーの古い街を走り抜け、25分ほどでRang Pho駅に到着です。この駅で対向列車の待ち合わせがありました。

来るぞー来るぞー、、、来たーー!とこれだけで楽しいです。

サムットサコン県に入ったあたりからは緑が増えてきます。このあたりでは列車もスピードを上げて走り抜けます。

港町マハチャイに到着

出発からちょうど1時間(11:39)でマハチャイ駅に到着です。

乗ってきた列車(左側)がすぐに折り返すわけではなく、右側の列車が11:45 に出発していきました。ちょっと不思議な運用ですね。乗務員さんたちのランチタイム休憩なのかな?

駅構内に昔のマハチャイ駅の写真が飾られています。昔はSLだったんですね。

マハチャイ駅の時刻表(一番下がマハチャイ駅発の時刻)。

ほぼ1時間に1本程度運行されていますので、タイ国鉄の普通列車としては超高頻度運行ですね(エアポートリンクは除く)。

歴史を感じさせるいい感じのマハチャイ駅です。

駅前広場を出ると賑やかな海鮮市場が広がっています。あたりは干物の匂いが漂っています・・・。

干物から海老、イカ、貝とかいろいろ。

まとめ

マハチャイで川沿いのシーフード料理を堪能して14:25の列車で帰路につきました。

終点まで行くとBTSまで15分歩かなくてはいけませんので、2020年10月に開業したWutthakat駅で下車します。ここからだとBTSまで5分ぐらいの距離で楽チン楽チン。

日帰り列車旅、楽しかったですよ(家族はどうか知らないけど、ばんばんは)。

窓全開で走る列車から古い街並みを見ながら風を感じるって、ある意味非日常ですよね。

バンコク周辺には、日帰りで楽しめそうな路線がいくつかありますので、これからも列車の旅を楽しんでいきたいです。