タイ国鉄チェンマイ行き寝台列車の旅

  • 2020年11月28日
  • 2021年10月9日
  • 鉄道

こんにちは、ばんばんです。

旅好きのばんばんも少し前までは、夜行列車でタイ各地へ旅行するのが大好きでした。

しかし、酒に酔っての殺人事件が夜行列車で発生したことで、タイ国鉄が禁酒になってしまうという悲しい出来事があり、それ以来、夜行列車から遠のいていたわけです。

娘も大きくなって、夜行列車で寝てみたいと言い出したことと、夜のフアランポーン中央駅に行く機会もこの先ないかもということで、家族で夜行列車の旅に出てみました。

インターネットで切符を手配

切符は30日前の8時半にインターネットから予約、購入をしました。ばんばんたちが乗車した翌日に、新システムに変わったようなので、古いシステムの利用方法はここでは紹介しません。

ただ、新システムになっても30日前の朝8時半販売開始は変わらないと思われるので、ピーク時のチケット購入はこの時間にスタンバイするといいですよ。

ばんばんが8:32頃にログインした際には、寝台車は6席しか残ってませんでしたから(コネか何かで事前に予約されているような気がする・・・)。

ということで、22:00発チェンマイ行き急行51号列車のエアコン寝台上段を2枚と下段を1枚確保しました。

夜のフアランポーン中央駅へ

さて、ばんばんたちはちょっと早めの21:10頃には到着です。この時間以降に発車する列車はあと3本と電光掲示板が示しています。人もだいぶ少ない感じ。

待合室方面。アーチの天井下にかけられた時計がヨーロッパの駅を思わせていい感じですね。

2021年には開業予定のバンスー中央駅が開業した後も何本かの列車はここを発着するとか、博物館になるとかいろいろな噂が伝わっています。

駅名は「クルンテープ/BANGKOK」となっており、決してフアランポーンではありません。

2021年9月にフアランポーンに行ってきた動画もご覧ください。

チェンマイ行き急行51号列車は6番線からの発車です。

出発までだいぶ時間がありましたが列車はすでに入線済みで、後ろの2両が二等エアコン寝台のようです。

ばんばんたちは最後尾の13号車。

前の方は3等車と2等指定席の編成ですね。これは3等車。

さあ列車に乗り込もう!

車内は日本で昔走っていたA寝台車のように向かい合わせの座席になっています。この車両タイプはちょっと横幅が狭い感じ。特急用だと2人座れるぐらい広いんですよね。

乗車した直後はまだ、寝台がセットアップされていません。

荷物棚やカーテン等を完備していて、ちょっとしたプライベート感あり。

こちらは各車両にある洗面台。水は飲まないように。

トイレにはシャワーも完備。使う人はいるのでしょうか・・・?

フアランポーン出発する前には車両担当係がやってきて、ベッドメイキングをしてくれました。ばんばんの寝る上段はちょっと狭いです。寝返り打てないです。

バスに比べれば10倍快適なので、贅沢言ってはいけませんね。

快晴の青と山の緑が眩しい

目が覚めて窓の外を見ると(上段には窓がないので下段に降りて)、列車はウタラディットからデンチャイへと向かう山岳区間に差し掛かっていました。

このあたりに来ると、空がちょっと霞んでいるということもなく、まさに真っ青の空。緑が眩しいです。

ちょっとした山越えを終えると、列車は速度を上げていきます。

途中のMae Mo駅で約20分間の停車です。

どうやらここまで定刻に来ており、いくつかの駅で時間調整の停車をしてきています。

乗客の多くが駅に降りているのを乗降口で眺めていたら、車掌さんが「20分停まるよ」と教えてくれました。喜んでトイレに行くことに(朝方の車内のトイレがちょっと混んでて我慢してたんですよね)。

可愛らしいMae Mo駅の駅舎です。

写真撮ってくれと言わんばかりのデコレーション。

程なくして、このあたりの大きな駅、ランパーンに到着です。

この写真の娘偉いなあ、荷物を2個も運んで。うちの娘と同じぐらいなのに・・・。

ランパーンを出発した列車は間もなく、タイ国鉄北本線のハイライトでもあるクンタン国立公園の山越えにかかります。

このあたりには右も左も山ばかりで、両側に電線もないっていうのがいいですね。バスの旅だと、何か必ず人工物が見えてるのがいまいちなんです。

ただ、、、あまりにも何もないので、携帯電波もほぼ入りません・・・。

列車はタイ国鉄最高地点&タイ最長トンネルに入っていきます。

トンネルを抜けるとクンタン駅に停車。左側に見える階段を登っていくとクンタン国立公園のトレッキングルートです。行ってみたいなあ。

クンタンの山を駆け下りると、GASSAN KHUNTANゴルフ場のすぐ横にかかる白い鉄橋を越えていきます。

この写真の出来がいまいちですが、列車の先頭が白い鉄橋に差し掛かろうとしようとしているのが分かりますよね。

10年ぐらい前に休みを利用してチェンマイに1週間滞在した際に、GASSANゴルフ場で3日間プレイして、通りかかる列車に手を振ったことを思い出しました。列車の本数が圧倒的に少ないので、ちょうど線路すぐ横のホールをプレイする可能性は、ほぼ奇跡だったみたいです。

チェンマイ到着&まとめ

14時間の旅を終えて、列車は定刻より数分早くチェンマイに到着しました。

政府が急遽発表した4連休の前日ということもあって多くの人がこの列車でチェンマイに遊びに来ていたようです。

チェンマイ駅コンコースを出る際(チェンマイ市に入る際)、COVID-19に関するスマホ情報登録が必要で、これがかなり細かいことを質問して、入力にかなりの時間を要します。

おかげで、その周辺は数十人単位が密集する状況・・・。車内で事前にQRコードを読ませるような対応は出来ないのかなと思いました。

久しぶりの14時間に及ぶ夜行列車の旅の感想は、「予想通りよく眠れなかったけど、翌日の午前中の列車旅を十分楽しめた」という感じですかね。

夜寝る前は、秘密基地を見つけたように楽しそうにしていた娘の感想は「(線路が見える)トイレが怖かった!水飲むのを我慢しなくちゃ」でした。やっぱり飛行機がいいやとのこと。

夜行列車は古き良き時代を思い起こさせる(日本では一度しか乗ったことがないでけど)素敵な旅行手段だなと思います。タイ国鉄はまだまだ夜行列車を走らせ続けるでしょうから、チャンスがあれば一等車にチャレンジしてみたいな。