こんにちは、ばんばんです。
バンコクの旧市街歩きが趣味になってしまうと、見どころいっぱいのチャルンクルン通りを歩くことが多くなりました。
今回はBTSのサパンタークシン駅からワット・ポー近くへと面白いものを探しながらのブラブラ歩きです。
チャルンクルン通り(別名: New Road)は、バンコクで初めての近代的道路としてラマ4世時代の1862年から建設が始まっています。
チャオプラヤ川に並行するこの道路は当時の繁華街を形作ってきたため、現在でも多くの古い建物を目にすることができます。散歩がとても楽しい道ですよ。
コースはBTSサパンタークシン駅から見どころに寄り道しながらチャルンクルン通りを北上して中央郵便局へ。
そこからチャルンクルン通りを外れてシェラトンホテル前を通り、最近ブームのタラート・ノイ地区へ。
中華街では古くからの商業地区であるサンペンレーンを通り抜けて、ワット・ポー近くを目指す約5kmの散歩道です。
サパン・タークシン〜中央郵便局
このあたりは、川沿いの高級ホテルと西洋風建築、チャルンクルン通り沿いの美味しい食堂が特徴かな。
以下【】内の番号は上記地図の場所を示しています。
【1】プリンスシアター&お粥
ミシュランガイド・バンコクのビブグルマンに毎年のように選ばれる、ジョーク・プリンスというお粥店のことをご存知でしょうか?ロビンソンデパートのちょっと先、反対側にあるお粥の名店です。
ただ、、、なんでプリンスなの?と思ったことはありませんか?
そう、小道を入ったところにプリンスシアターという映画館が古くからあったからなんです。
たぶんこれが由来だとは思うけど、仮にジョーク・プリンスがあったからプリンスシアターと命名したということであったらちょっとびっくり・・・。
さて、そのプリンスシアターはリニューアルされて、Prince Theater Heritage Hotelとして営業しています。スクリーン前には広々としたカフェ/バーがあり、たまに古い映画を上映しているようです。
カフェだけでも利用できるし、シアターの周辺はとても独特な雰囲気の長屋になっているのでぜひ行ってみてください。
ホテルの朝食としてお粥を注文するとジョーク・プリンスから買ってきたお粥を綺麗に盛り付けてくれます。もう一度食べたいと思わせるほどおいしかったです。
古い映画館に泊まれる宿があったら泊まってみたいと思いませんか?そう、最近バンコクにできたこのPrince Theater…
【2】ワット・スアンプルー
チャルンクルン通りから川方面に入ったところにある静かなお寺。シャングリラ・ホテルをバックに可愛らしい(タイのお寺らしくない)木造建築が並んでいます。
【3】シーロム通り交差点
バンコクのビジネス街であるシーロム通りとチャルンクルン通りの交差点には、最上階に有名レストラン”シロッコ”があるステートタワーが、ドーンと構えています。
【4】豚足煮の名店チャルンセン・シーロム
シーロム通りを数十メートル行った左側の路地には、ミシュランのビブグルマンにも選ばれた豚足煮の名店があります。
えっ!?この路地入るの?と一瞬悩むような道ですが、勇気を出して入っていきましょう!
ばんばんが行った開店直後の時間には数十人がテイクアウトを待つというびっくりするような光景が・・・。ただし、席はいくつも空いていたのですぐに美味しい豚足煮をいただきました。トロトロです(55Baht)。
【5】ローマ法王も訪れたアサンプション大聖堂
2019年11月、ローマ法王フランシスコがタイを訪問しました。その際にここアサンプション大聖堂でミサをおこなったそうです。
場所はチャルンクルン・ソイ40。オリエンタルホテルのソイをかなり奥まで進んだ左側です。
【6】オリエンタルとペニンシュラ
このあたりには香港の名門ホテル3軒が立ち並んでいます。アジアを代表するコロニアルホテルである「マンダリン・オリエンタル」、香港を代表する「ペニンシュラ」と「シャングリラ」。
バンコクでも老舗の最高級ホテルなので、コロナ禍とはいえなかなか思い切った値引きはしてきませんが、ちょっと安くなったこの機会に泊まってみたいものです。
上の写真はオリエンタル桟橋から対岸のペニンシュラホテルです。
【7】有名廃墟の旧税関
ICON SIAMの対岸にある廃墟のような洋館は元々税関だった建物ですが、ここ最近はほぼ放置状態。
廃墟スポットとしてちょっと有名だったのですが、2021年2月現在、ようやくホテルへの改築工事が始まったようです。「工事してるから入れません!」と警備員さんに追い返されてしまいました・・・。
【8】バンコク中央郵便局
ガルーダの紋章が立派なバンコクの中央郵便局です。
この敷地にはタイの国際通信公社(CAT)の本社があったのですが、2021年1月に電話公社(TOT)と合併してNational Telecomになりました。このビルにはまだCATとデカデカと書いてあるので、CATいうブランドは残るのかな?
シープラヤ桟橋〜タラート・ノイ地区
チャルンクルン通りと並行した道を歩きます。このあたりは歴史的洋館や中華邸宅等の見どころが目白押しです。
【9】古い倉庫を改装したWarehouse 30
古い倉庫をおしゃれに改装し、雑貨屋さんや居心地の良いカフェがあるようです(入ったことなし・・・)。
【10】歴史的建物を改装したThe House No.1
ロイヤルオーキッドシェラトン・ホテル玄関の目の前にある素敵な洋館。元々ヨーロッパ商社の社屋だったものを近年改装してこのような美しい姿になりました。
ただ、普段は貸切の催しに利用されていましたので、なかなか入る機会はありませんでした。
そこへ、2020年11月から21年2月にかけてCafe EiffelがPop upストアとしてカフェをオープン!格安で歴史的洋館の雰囲気を楽しむことができますよ!
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【11】尖塔そびえるホリー・ロザリー教会
The House No.1から5分ほど歩いた先に尖塔が空高くそびえる教会があります。ここは学校の敷地内にありますので、警備員さんに挨拶して入れてもらいましょう。
【12】川に面したSiam Commercial Bank
チャオプラヤ・エクスプレスボートから、この川沿いの洋館を見たことがある方もいるかもしれませんね。ここはSiam Commercial銀行(SCB)のTalat Noi Branchで、現在でも支店として機能しています。
ただ、建物の入り口に警備員さんがいて用事を聞いてくるんですよね。そこで、「ATM使いたいんですけど?」と言ってみたところ、道路横のブースに行けと指さされて入れませんでした・・・。
外からチラッと中を覗くと、昔の銀行のような雰囲気。
休日は敷地内に入って写真を撮ることもできないので、平日に行きましょう。記念に口座でも開こうかなあ・・・。
【13】Wall Artが楽しいタラート・ノイ地区
古くからある中華系コミュニティがここ数年ブームになっています。写真映えするんですよね。
タラート・ノイ地区といえばWall Art。春節が近かったからかそんな雰囲気の絵が増えたような気がします。
(壁の絵は置いといて)中国の町としか思えない門です・・・。
このあたりでは名の知れたカフェのMother Roaster。
ただ、いつも来る時間が早すぎて開店前なんだよなー・・・。
かわいいです。
【14】中国人の邸宅So Heng Tai Mansion
このあたりで一番の有名スポットはここ。
元々の中国人の邸宅で現在も子孫が住み続けているとか。中に入って飲み物を注文すると2階に上がってぼーっとすることができます。
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【15】タラート・ノイで超有名な車
このあたりは金属加工業を営む家が多いからか、あちこちに金属の塊を見かけます。これもそのうちの一つなのかはよくわかりませんが、おそらくタラート・ノイ地区で最も有名な車がコレ。
みんなが写真を撮る有名スポットになってしまったので、もう屑鉄として売られることはないでしょう。
【16】川沿いの素敵な宿Loy La Long
散歩はタラート・ノイ地区から中華街の入り口に差し掛かってきました。ワット・パトゥムコンカーという王室の処刑所だったと言われるお寺の境内奥に素敵な宿があります。
Loy La Longというチャオプラヤ川に足をブラブラできる素敵な宿です。なぜなら、川の上に建っているんですよね。
バンコクでチャオプラヤ川沿いの宿はたくさんありますが、川の上に立っているホテルはLoy La Longだけではないでしょ…
サンペンレーン〜Old Siam
ここからはいよいよ中華街に入っていきます。
ただし今回はメインストリートではなく裏道のサンペンレーンへ。
【17/18】中華街発展の起源であるサンペンレーン
サンペンレーンはバンコクの中華街で最初に発展した道と言われています。
現在のサンペーンレーンは小物、雑貨、カバン、服等のショップが延々と連なっています。
この日は中華正月前の大晦日の朝9時頃。チャイナドレスを着て店を開けているのをチラホラ見かけました。まだ、ひっそりとしていますが、週末の人出はすごいんです。
【19】新たな注目スポット運河
オンアーン運河にかかるハン橋を渡ります。
小汚かった運河周辺が近年きれいに整備されたうえ、2020年の冬からオンアーン・ウオーキングストリートという催しが定期的に開催されて賑わっているようです。
コロナが落ち着いたら一度行ってみたいです。
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【20】おもちゃの殿堂MEGA PLAZA
このあたりのランドマークとも言えるMEGA PLAZAです。
5〜6階建てのデパート風なんですが、売っているものの90%以上はおもちゃ、ゲーム、フィギュアとか。子供たちやマニアが集う場所です。楽しいですよ。
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【21】THE OLD SIAM SHOPPING PLAZA
道はパフラット通りと名を変えて大きな道になりました。このあたりはインド人街として知られるところ。
THE OLD SIAM SHOPPING PLAZAという古くからあるショッピングセンターです。数十年前に旅行で来た際に中をチラッと覗いた記憶があるのですが、今回は朝早すぎて開店前。何を売っているのか興味深々です。
まとめ
BTSサパンタークシン駅から色々と寄り道しながら散歩を続け・・・。
チャルンクルン通りがロープ・クルン運河と交わるところで今回の散歩を終わりにしたいと思います。(チャルンクルン通りの起点はあと数百メートル行ったワット・ポー前のロータリーですが・・・)
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今回改めて歩いてみて思ったのが、いやあ見どころ満載で楽しいなーということ。
数々の美しいコロニアル建築や中国人の邸宅、Wall Art、中華街の賑わいと古くからある名店グルメ。楽しくないはずはないですよね。
チャルンクルン通りには栄えある路線番号1番を冠したバス(昔走っていたバンコク市内電車の番号を引き継いでいる)が頻繁に走っていますので、途中ちょっとバスに乗りながら散歩するのもありですよ。