こんにちは、ばんばんです。
2019年の年末から年明けにかけてタイの国立博物館や歴史公園が無料開放されていましたので、この機会にバンコク国立博物館に足を運んできました。タマサート大学の課外活動で行って以来でしたので、実に13年ぶりの訪問となりました。
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バンコク国立博物館とは
もともとは副王の宮殿だったものが、ラマ5世(チュラロンコン王)によって博物館として開放されたものです。実に1874年のことですから明治維新の6年後という時代ですね。
真ん中のお堂を中心に展示館が配置されています。
タイ人は30バーツで外国人は200バーツとなかなかの外国人価格です。これだけの価格差があるとちょっと足が遠のいてしまいます・・・。これが、タイ人150バーツで外国人200バーツであれば展示に見ごたえがあるのかなと期待できるのですが。
ただし!この日はタイ人も外国人も無料!そんなことを知っている外国人の数は知れているので、タイ人客がかなり多かったです。
ロケーションと行き方
王宮から北へ徒歩10分程度で、タマサート大学のすぐ横にあります。実はこのロケーション、バス以外はなかなか行きにくい場所なんです。
バス:王宮前広場(サナーム・ルアン)を経由するバス多数。ただし、広大なエリアのためバス停によっては微妙に歩くかも。戦勝記念塔からの503は至近発着。
ボート:最寄りは王宮近くのター・チャーンとなるため1.1km徒歩15分。
渡し舟:タマサート大学横のター・プラチャンから750m 徒歩10分。
地下鉄:MRTサナーム・チャイ駅から2km、徒歩30分。
サナーム・ルアンは多数のバスが発着していますので、バスで行くのがお勧め。
メインのお堂へ
チケット売り場で荷物を預けて中へと進みます。
まずは、庭の真ん中にドーンと構えているお堂に靴を脱いであがります。
窓枠にまで美しい彫刻が施され、外から入ってくる日差しに輝いて、絵になります。
お堂の真ん中には多数の仏像が祀ってありましたが、これが今でも信仰の対象として祀ってあるのか、博物館の展示物として飾ってあるのか判断できませんでした。
王の霊柩車は見応えあり
国立博物館で一番見応えがあるのがこの王の葬儀で利用された霊柩車ではないでしょうか。大きな部屋に大小いくつか展示してあり、近くで細かい装飾まで見ることが可能です。
これと同じような霊柩車をラオス・ルアンパバーンの王宮でも見た記憶がありますね。
いざ!展示室へ。ただし、鋭意改装中。
ここからは、テーマ毎にタイの歴史をまとめた展示エリアになっているのですが、(おそらく)半分くらいは改装中で見学することができませんでした。以前見た際は、土器の時代から始まって、それぞれの時代毎の展示があったような記憶が微かに残っています。今回は、アユタヤ時代以降ぐらいを中心に見ることができました。
宮殿の寝室が展示してあったり、
宮殿で着用されていた服が展示してあったり、
操り人形が飾ってあったり。
展示室を一通り観終わったあたりに屋外コーヒーショップがあるのですが、そこが一番賑わっていたような気がしないでもありません。館内は静かに観覧しないと行けませんからね。
まとめ
今回は外国人200バーツが無料だからと出かけてみましたが、改装中の展示が多くてちょっと消化不良でした。また、この国立博物館では日本人のボランティアによるガイドツアーが定期的に行われているという話ですので、タイの歴史に興味のあるばんばんは一度参加しなくてはと考えています。
今は鋭意改装中なので、半年後ぐらいかな。
Bangkok National Museum
住所:Na Phra That Alley, Phra Borom Maha Ratchawang, Phra Nakhon, Bangkok 10200 TEL:02 224 1333 時間:9:00-16:00 休館日:月・火曜日 ボランティアによる日本語ツアーは、水曜日 9;30- |