こんにちは、ばんばんです。
ずーーーっと昔に行った時は、ふーーんという感じだった「古い街」ことムアン・ボラーン。
最近ばんばんはタイの歴史マニアに急成長しましたので、久々に行ってみることに。どうだったでしょうか?
ムアン・ボラーンとは?
1963年にビジネスマンによって開設されたタイの古い建物や芸術を再現した世界最大級の私設博物館です。
今から50年以上前に開発が始まっていたとは思えないぐらい、美しい状態を保っていると思います。
これは入場時にもらった地図なのですが、園内はほぼタイの国土の形をしており、各地域が実際に近い場所に設定されています。
【場所と行き方】
近くまでBTSが開通しましたので、BTSスクンビット線終点のケーハー駅へ向かいましょう。そこからは、曜日によってはシャトルバスがあると記載があるのですが、コロナの影響もあり運行されている感じはありません。
①BTSすぐ下を走る乗合ソンテウで10分程度:10B
②TAXIで55B程度(園内のチケット売り場前まで入ってくれるので便利です)
【料金】
外国人は700Bとかなり強気な料金設定ですが、労働許可証を提示するとタイ人と同額の350Bで入場できます。この料金には、レンタル自転車や園内のトラム料金が含まれています。
昔の市場に興味深々
自転車を借りて南部地方の仏塔なんかを見ながら北上すると市場にでます。
イメージとしては、街道沿いの市場といった感じ。ばんばん達が訪問した時間が早かったせいもあり、まだ他のお客さんが誰もおらず、静かな雰囲気を味わうことができました。
それぞれの家に興味深い展示がされています。
お土産やちょっとした飲み物を販売する売店もあります。
ここは昔風の喫茶店。ここで座って飲むこともできます。
11歳の娘とムアンボラーンに来たのですが、(大きな声では言えませんが)この市場が一番興味があったようで、盛んに写真を撮っていました。この日も暑かったし、歴史的建造物への興味が続かなかったのかな・・・。
何かすごいお寺ができている!
市場から再び自転車に跨って北上します。
言い忘れましたが、気乗りしない娘を無理矢理連れてくるにあたって、ばんばんが自転車を運転し、娘は荷台に座っていれば良いという約束でやってきました。
そして現れたのがThe Great Hall of Vajradhamma。いやーすごいです。黄金の仏塔を持つ巨大寺院です。
右側にそこそこ大きな大仏がありますが、本殿が大きく、美しすぎて霞んでしまいそうです。
バンコクとは思えない真っ青な空に黄金の仏塔がよく映えますね。
そして、、、エアコンの効いた内部には28体の仏像が一列に並んでいます。
この建物はムアン・ボラーンの無料エリアにありますので、近所のおじさんっぽいタイ人が熱心に祈りを捧げていました。
ムアンボラーンの中部エリアで大騒ぎ
いやー、凄かったねーなんて言ってると程なくして中部エリアに入ってきます。
まずは、昔の住宅。真ん中のエリアを数棟の建物で囲んでいる本格的な建物でした。ただ、ちょっと暑いなこの家。
池の向こうには現王宮の建物。
これを見つけた時は大興奮しました。何か分かりますか?
そう、トンブリー王宮です。実はトンブリー王宮の建物は現存しているのですが、海軍の敷地内ということで通常立ち入ることができません。年末頃条件付きで見学できるようなので、今年はぜひ行きたいと思います。
ほー、これがトンブリー王宮かーと感心していたのですが、娘は木の下でスマホやってました・・・。
続いて大興奮したのが、アユタヤ王宮です。いやー、驚いた!
アユタヤ遺跡では、ワット・プラ・シーサンペットという王室寺院のすぐ横が王宮跡とされていますが、ほぼ破壊されて土台ぐらいしか残っていません。
内部も丁寧に作られていて、写真撮影禁止となっていました。いやー、大興奮!
横を見ると、サラブリー県にあるワット・プラ・プッタバードがあるではないですか。行ったことはないのですが、王室第一級寺院として非常に有名な寺院です。
ただし、この建物は実物大ではなく、ちょっと小さめ。
目を横に向けると、ロッブリーのクメール遺跡!本物は猿に占領されていますが、ここは平和です。
だいぶ暑くなってきましたので、水辺のカフェでちょっと休憩。ポケモンGoやらなきゃ。
ドリームエリアなのか?
カフェで一息ついたので、娘を荷台に載せて遠出することに。西側のエリアへ向かいます。
すると、、、ここは極楽なのかと思わせるようなすごい建物が・・・。これはタイに実在するお寺ではなく、物語に登場するお寺や空想のお寺を再現したと思われます。
ただね、美しいよ。
真ん中の一番高いお堂には、大きな立像が安置されており、三階まで登るとお顔を拝むことができます。
さらに自転車で奥へ向かうと、、、千手観音を乗せた龍が水を吐いています・・・。すごい・・・。
北部と東北部のハイライト
奥は北部と東北部です。
このあたりになってくると、暑さにだいぶやられており、写真の枚数も相当減っている。。。
ランナースタイルのお寺です。身長151センチの娘が屋根に手が届きそうな感じなのでちょっと小さめです。よく出来ているんですが、なんというか迫力がないような。
東北地方のハイライトはこれ。
カンボジアとの国境地帯にある、カオ・プラ・ウィハーンです。高さ10mぐらいの山をこしらえて、その上にお寺を作っている努力に○。ただ、これもちょっと小さい・・・。
まとめ
実はムアン・ボラーンの見どころの一つである水上市場が大改装中でお休みだったんです。水上市場がない状態での回り方を提案するとしたらこんな感じ。
①まずは、市場と黄金寺院を見学し、②中部エリアを歩いて散策した後、③トラムでぐるっと一周。
暑い日は自転車結構きついのでご自身の体力と相談しながら楽しみましょう。