こんにちは、ばんばんです。
バンコク商業地区の中心とも言えるラチャプラソン交差点に立つグランドハイアット・エラワンホテル。
周辺の新しい高級ホテルに比べるとちょっと古臭いという感じもしますが、古き良き高級ホテルの雰囲気を味わえる良いホテルでした。
旅行フェアで購入したラウンジ特典付き格安パックで宿泊してきました(しかも3週連続)のでレポートしますね。
ホテル概要
元々は国営のエラワンホテルが1950年、この地に開業しています。
工事の際に事故が相次いだため、ブラフマー神を祀る祠を建設したというのは有名な話ですね。
現在の建物は1991年に建設されたもので、その際グランドハイアット・エラワンとして開業しています。もうすぐ30年というバンコク市内でもなかなかの老舗高級ホテルです。
場所は巨大ショッピングセンターであるセントラル・ワールドの斜め向かい。BTSのチッドロム駅、ラチャダムリ駅ともに徒歩5分以内の距離ですので、どこに行くにもとても便利なロケーションです。
上の写真では、左下の緑の屋根がエラワン廟で、一番右をBTSのシーロム線が急カーブしていきます。真ん中のグランドハイアットの後ろには、ヒルトングループのウォルドーフ・アストリア (右)とマリオットグループのルネッサンスホテル(左)がそびえ立っていますね。
ホテルへ入ってみよう
ラチャダムリ通りから急な坂を登って2階部分に当たる車寄せに向かいます。
インドラ神の乗り物である3面象さん(エラワン)がホテルの入り口で迎えてくれました。
ロビーに入ると3階まで吹き抜けになった広々としたロビーが広がっていました。タワー型の高級ホテルが多くなったバンコクで、ここまで広々としたロビーはなかなかありません。
奥に見えているのが、朝食会場のThe Dining Roomです。
映画に出てきそうな階段もあります。このすぐ左側がフロントデスク。
夜のロビーはとても雰囲気のある感じに。
美しいです。
5階に広々としたプール、スパ、フィットネスがあります。この日はちょっと肌寒い上、PM2.5の影響で空気がかなり霞んでいたので、15分ほどごろっとして退散させていただきました・・・。
後ろには、IHGグループのインターコンチネンタル(左)がそびえ立っています。
グランドルームへ
お部屋はBTSを見下ろせるグランドルームで、約40平米と最新の超高級ホテルと比べると決して広々とはしていません。
部屋にガタがきていると嫌だなと思いましたが、さすがはハイアット!全く問題なくメンテナンスされています。
窓際には直径1m以上の巨大な机があって、ここにパソコン広げたり、つまみを広げたりと便利便利。
窓から入り口方面。
バスルームはちょっとクラッシックなデザインで悪くないです。個室トイレ、シャワーブースもあるのですが、ちょっと盛り込みすぎ感がありますね。つまり、狭い。
ラウンジは??
2020年の年末あたりからタイはコロナの第二波で厳戒態勢に・・・。バンコクではレストランでのアルコール提供が禁止となってしまいました。
事前にいただいたメールでもクラブラウンジは閉鎖していますとの内容だったので・・・。
大宴会場をクラブルームとしてサービス提供していました。アルコールはダメですが、昼間から飲み物をいただいたり、夕方の軽食サービスは絶賛提供中!
ノン・アルコールであれば色々揃ってます。
外のエリアにずらっと食事が並びます。反対側にもこれと同じ規模でサラダやチーズ、スイーツが並ぶ並ぶ。
ビールが出てきませんので、ソーダで。ビールやワインが欲しくなるような品揃えでした。
朝食はThe Dining Room
朝食は大宴会場かThe Dining Roomからの選択でしたが、もちろんこちらへ。
広々ロビーを見ながらゆったりとした朝食を楽しみます。
コロナ対応のため食事を自由に取ることはできず、スタッフがお皿に盛ってくれたり、テーブルに運んでくれたりという対応でした。
こういったブースがたくさんあって、あっちこっちに目移りします。
まずは、、、サラダ(うまい!)とサーモン、ハム、チーズをいただきながら、エッグベネディクトと麺を待ちます。ほんと美味しくて、お腹いっぱいいただきました。
まとめ
申し遅れましたが、、、実はこのホテル、2003年10月のAPECバンコク会議に訪れたブッシュ大統領が宿泊したホテルなんです。
このクラスのアメリカ系ホテルではコンラッドがありましたが、開業したのがわずか半年前ということで大統領対応という意味では経験不足だったのかな。
ここ数年で多数の超高級ホテルが開業していますが、老舗であるグランドハイアット・エラワンもなかなか良いなと思いました。特にあのロビーは大好きです。
宿泊しなくても、ちょっとコーヒー飲みに立ち寄るのもありだと思いますよ。