こんにちは、ばんばんです。
チェンマイでシェアサイクルが利用できる日に何をしようかなと考えて、ちょっと離れた場所にある国立博物館に行ってきました。
まあ、タイの地方によくある感じの仏像中心の博物館なのですが、その中に興味がある展示が二つ。
これだけでも行った甲斐がありました。
チェンマイ国立博物館概要
今からちょうど50年前の1972年にオープンしたタイ北部の主要博物館です。
外国人は入場料金100バーツですが、貴重な歴史資料をみせてもらうということで、
気持ちよく100バーツをお支払い!
チェンマイ旧市街の北側を走るスーパーハイウエイ沿いにあります。
ニマンエリアのMAYAショッピングセンターから歩けないことはないですが、ソンテウで出かけるのが良いでしょう。
ちなみにばんばんはシェア自転車のAnywheelを利用しましたが、近くに置き場がなくて苦労しました。
仏教を中心とした展示物を鑑賞
入口近くにあるロッカーに荷物を預けて鑑賞開始。
この巨大な仏頭は以前はバンコクの王室一級寺院に安置されたり、バンコクの国立博物館で展示されていたこともあるそうです。
かなり大きく、なかなかインパクトのある展示です。
バンコク周辺では見られないような仏塔の工芸があったり。
セラドン焼きとことサワンカローク焼きです。
禅のわびさびに通じそうな地味な感じがいいですよね。ばんばんも安いお皿を家で使っています。
北部ナーン県にあるお寺の有名な絵画(の写真)。
チェンマイが建設される前に数年間首都であったWiang Kum Kamから出土したものも展示されています。
今回の旅行で初めて訪問してみました(自転車で)。
ここまでは、よくある博物館の展示でした。
旧王宮Wiang Kaewの展示に歓喜
小さな部屋で特別展示をされていたのが、チェンマイの旧王宮Wiang Kaewについてです。
これを見つけたときはうれしかったです。
なんせ、いろいろなWebサイトを1年以上探し続け、博物館に来る数日前にようやく場所を見つけた直後だったんですから。
ガイドブックには、チェンマイが建設された直後はワット・チェンマンに仮の王宮が置かれたなんて記述をよく見かけるのですが、「っで、王宮はどこにあるの?」という記述を見かけたことがありませんでした。
王宮らしく、周辺国からの貢ぎ物が多数出土しているようです。
こちらが昔のチェンマイ・旧市街地。
道は概ね現在と同じような感じですね。
王宮があったのは、上の地図の真ん中やや上、灰色に塗られた四角が3つあるところ。
現在チェンマイ・文化芸術館(三王記念碑)がある場所のすぐ北西にあたる場所です。
旧王宮の一部が最近まで刑務所として利用され、それが近年移転したことで発掘調査が行われているとのこと。
Google Mapで見ると大きな広場になっています。周辺は工事用フェンスに囲まれて中をうかがい知ることはできませんが、刑務所時代の建物がちらっと見えます。
発掘調査が完了した後、ここを公園として整備する計画のようです。
チェンマイ市民は旧王宮がどこにあるのかみんな知っていたんでしょうが、日本語や英語の資料がなかなか見つからなくて。
この動画に工事用の柵に囲まれた現在の王宮が出てきます。
チェンライの旧市街図だ!
今回、もうひとつ興奮したのが、、、チェンライの旧市街地図。
チェンライとはチェンマイから北東へ180キロほどにあるメンライ王が最初に建てた大きな町です。
この写真にある図をじっくり見ていたら、、、ビビッと感じるものがありました。
「いつも見かけてたどぶ川は外堀だったんだ!!!!」
Google Mapのストリートビューで見るとこんな感じのどぶ川。
現在のチェンライと博物館の地図とを比べてみると、、、一致した!!!!
ただし、堀はほとんどの部分が埋め立てられており、この地図で水色で記した場所ぐらいかなと思います。堀の写真は左下の角の場所です。
堀の右端にホテルマークがありますが、実はそこから先の道路が奇妙に広くなってるんですよね。意味が分かりました!堀を埋め立てて広げているんだ。
次回チェンライに行くチャンスがあったら、このお堀を一周して痕跡を探してみたいと思います。
歴史って楽しいですね。
まとめ
チェンマイ博物館楽しかったです。
通常の展示は、、、まあ普通でしたが、ちょうど興味を持っている王宮の展示があったり、長く滞在したことのあるチェンライの古い地図の展示があったり。
この2つに興味がなければ、、、まあ普通でした。
帰りはカオソーイのお店として最初にミシュラン・ビブグルマンを受賞したカオソーイ・メ―マニー2号店に寄って帰りましたとさ。
おいしかったです。
こんにちは、ばんばんです。 2021年12月に10日以上のチェンマイ滞在をするにあたって考えたこと。 カオソーイで有名なチェンマイの麺をいろいろ食べよう!! 有名店から無名の屋台まで色々と試してみましたので紹介しますね。 […]