バンコクで中国を探せ!〜中華街/LHONG 1919/So Heng Tai〜

こんにちは、ばんばんです。

コロナ自粛の反動ですっかり街探索が楽しくなり、2週連続でバンコクの旧市街を歩いていました。

トンブリー王朝がバンコクに都を移したのが約250年ほど前ですが、その頃からタイには多くの中国商人や、中国から移り住んできた人々がいました。そもそもタークシン王が中華系だったりします。

中華系の人々は特に商売の分野でパワーを発揮し、現在のバンコク発展の原動力となってきました。ということは、バンコク中に中華系の名残があるはずだ!と、たっぷり散歩して中国の香りを探してみました。

①ヤワラート通り&中華街

最初は、言わずもがなの中華街です。トンブリー王朝時代には中国人コミュニティは、ラタナコーシン島のチャオプラヤ川沿いで中国との貿易を独占して行なってきました。

そして、ラマ1世が対岸に遷都して、王宮やワットプラケオを築こうとしたのがまさにそのあたり。それに合わせて中国人コミュニティは現在のヤワラート通り周辺に移動し、バンコクの商業中心地として発展していくことになります。

カラフルな金行(貴金属店)の看板が溢れています。

中華街の場所は中心エリアの端にあったサムヨート門のすぐ外側に当たります。日本で言えば、追手門のすぐ外側に広がる城下町の商人街ですね。

中華街の入り口にあたる場所にはどっしりとした中華街門があります。これは、プミポン前国王の在位60年を記念して、中華系コミュニティが1999年に建造したものだそうです。へーー。

すぐ近くのワット・トライミットには有名な黄金の仏像に加えて中華街博物館がありますので、涼みがてら見学するのをお勧めします。古い写真も多く展示されており、とても興味深かったです。

SCALAレストランではフカヒレが有名。すぐ右側には、上海マンションという中国映画の世界をそのまま体現したようなホテルがあります。外観はいまいちですが、中はすごいことになっているので、ぜひ泊まってみたいです。

2019年に地下鉄MRTが開通し中華街が一気に身近になり、タイ人にも人気の観光地になっています。各駅はエリアの特徴を表した装飾になっており、中華街にあるWat Mangkon駅は「龍」がモチーフ。

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②LHONG1919

もともとHuang Chung Lhong (火船廊:蒸気船の港)と呼ばれていた港と倉庫街が現在のオーナーの手に渡ったのが1919年のこと。このことから2017年に商業施設にリノベーションされた際にLHONG1919と名付けられました。

実はばんばんは最近までLHONG1919の存在を知りませんでした。バンコクで普通に忙しい生活を送っていると、なかなか観光エリア情報を得る機会がないということを痛感しました。アンテナ高くしないといけないですね。

2019年頃までは、中国人観光客にも大人気だったそうです。ただ、ばんばんの行った2020年6月は観光客の入国禁止措置が取られていましたので、若いタイ人達がのんびりと写真を撮ったりしていました。

1850年に建築された中華風の建物が中庭を囲むように立ち並んでいます。

チェンマイ通り側の入り口付近の様子です。こちらはこちらでとても趣深いです。右端にはタイ人カメラ大好き小僧の三脚が写ってますね。やっぱ、ここは絵になりますから。

中庭もきれいに整備されています。屋根の上に突き出した塔が気になりますよね。見に行きましょう。

おーーーー、行けない・・・。

実はこの塔は、この前の週に宿泊したLoy La Long Hotelの真正面にあって、川越しにずっと眺めていました。

Chee Chin Khor Templeとして英語で紹介されていますが、泰國德教會紫真閣(Chee Chin Khor Moral Uplifting Society)が正式名称のようです。塔以外にも「ザ・中国」的な建物がたくさんあるようなので、ぜひ行ってみたいです。

ただし、LHONG1919から行こうとするとグルっと回っていくことになりますので、歩くと20分ぐらいかかりそうな感じなのでご注意を。

 

ここはLHONG1919で最も有名な場所と言っても過言ではないでしょう。MAZU(媽祖:まそ)という航海、漁業の守護神と言われる女神を祀っています。

中国・潮州の商人を中心に広がっていた信仰だったため、潮州人が多数移民してきたタイでも未だに大切に信仰されているのでしょう。

【場所と行き方】

LHONG1919は中華街の対岸あたりに位置していますが、これが微妙に公共交通機関で行きにくい場所にあります。

旅気分を盛り上げるなら、チャオプラヤ川のツーリストボート。楽に行くならタクシーです。

ちょっとディープなバンコク探索を続けたいなら、渡し船です。LHONG1919のすぐ横に対岸への渡し船があるのですが、朝と夕方しか運行していません。仮に時間が16時以降であればこれがお勧め。対岸の船着場から中華街へ徒歩10分程度ですので、ちょうど屋台で食べ歩きするにはいい時間ですよね。

船着場に集金係はいませんので、直接船頭さんに支払いましょう。料金は2020年6月現在5バーツです。

③関帝廟&建安宮

トンブリー側には中華風の祠がいくつもありますが、中でもこの二つはチャオプラヤ・エクスプレス船から眺めたことがある人も多いのではないでしょうか。

【関帝廟】関帝廟は関羽を祀っており、金運や商売繁盛のご利益があると言われているんですね。参拝客はばんばんひとりでしたが、盛大に爆竹が鳴り響いていました。

祠のすぐ横にあるMy Grandparent’s Houseというカフェ。寛げると口コミの評判が良いので、行けばよかったとちょっと後悔。ぜひ次回はまったりしたいです。

【行き方】チャオプラヤ・エクスプレス船をメモリアル・ブリッジで下船。ラマ7世橋を渡り、ソムデット・ヤー公園を目指して歩き、さらに公園から約5分。歩行時間は約30分ですが見どころ多数なので、涼しい時間帯なら大丈夫です。

【建安宮】バンコクで最も古い中華寺院と言われています。

【行き方】地下鉄Sanam Chai駅近くのRajinee船着場から渡し船。下船後川沿いに徒歩3分。

④So Heng Tai Mansion

Google Mapで川沿いの宿はないかなーと探していた時に見つけてしまったちょっといい感じの場所です。宿から歩いて10分ぐらいの距離だったので、のんびりしに出かけてみました。

古い中国風の家屋を無料で見学できるようになっていますが、ただしカフェで一杯注文してくださいねって感じです。

細い路地を曲がると中国です。ここは。

カフェの看板も一切ないので、知らないと決して勝手に開けて入ってはいけない雰囲気。ただ、目の前で若いタイ人二人組が入っていったので、間違い無いでしょう。門を勝手に開けてズンズン入って行きます。

中庭を囲むような建物があり、庭にはきれいなプールがあります。Facebookを見ると、ここでダイビングの講習も行われているみたいです。屋根だけ見ていると、なぜかおばあちゃんの家を思い出します・・・。

ライチ・ソーダ(60B)はロゴ入りカップで提供してくれました。

ここが主人の居室に当たるのでしょうか。この家は決してきれいにリノベーションされているわけではなく、あっちこっちに歪みが出てきています。あと10年もしたらきちんとリノベするのか、はたまたこのまま朽ちてしまうのか。

美しい建物なので、きちんと管理して欲しいなあ。

このあたりはタラート・ノイと言われる、路地が入り組んだ鉄せを扱う店が多いエリアです。決してきれいで治安が良さそうな場所ではないのですが、なぜかお洒落な壁アートが多数。

壁アート巡りしてみたい・・・。

まとめ

最近のバンコクはアジア・ティークを筆頭に古い建物をリノベーションして商業施設にするブームですよね。今まで知らなかったLHONG1919を数年遅れで訪問することができました。古いものを再生して利用するのはいいですね。

今回、中国っぽいものを探してみて、国際都市バンコクの中で中華系がいかに力を持っていたのかが少し見えたような気がします。チャオプラヤ川沿いの8重塔Chee Chin Khorに行くチャンスを作って、改めてレポートします。