こんにちは、ばんばんです。
先日カオサン周辺に泊まりに行った際、すぐ近くにあるバンランプー博物館に行ってきました。
料金も激安ということで全く期待していなかったこともあり、楽しい時間を過ごせたことにびっくりしました・・・。
バンランプー博物館とは?
財務省の印刷所だったビルを改装して、バンランプー地域の歴史や文化を分かりやすく紹介している博物館です。英語ではPipit Banglamphu Museum。
このバンランプーというエリアは、トンブリー王朝時代にはラオ人やマレー人のコミュニティがあった場所です。その後ラマ1世がラタナコーシン島に遷都してからは、王宮まで徒歩15分、川沿い&城壁内と三拍子揃った好立地のエリアですね。
すぐ隣にはカオサンエリアがあり外国人旅行者で賑わっていますが、古き良きバンランプーエリアの居心地が良かったこともカオサンの発展につながった要因のひとつではないでしょうか。
プラスメン通り沿いのバンランプー博物館の外観です。小汚い古い博物館を想像していたので、あまりにもきれいな博物館でびっくりです。
【開館日時】火曜日〜日曜日の10:00-18:00。10:00から30分毎にツアー形式で見学できます。
【料金】大人:30バーツ/子供:10バーツ (Museum Pass利用可)
建物が美しい庭を囲んで建っています。
右側の建物が旧印刷所で、古い写真や城壁の展示、財務省や他省の展示スペースになっています。左側の建物は古い木造建築で、そちらがバンランプーコミュニティの紹介です。
【場所と行き方】プラスメン砦のすぐ横。カオサンから徒歩10分程度。
古い写真に興味津々
西洋風の服装をした人が多数いる中、人力車のおじさんだけが古いお寺にマッチしています。この時代はお寺に高い壁はなかったのでしょうか?
市電がバンランプー運河に差し掛かろうとしているところ。電車の横を走っている帽子をかぶった男は、「電車が来るぞー」と交通整理をする人だと思う。
印刷所とプラスメン砦方面を同じ場所から写した写真です。
印刷所の昔(左)と今(右)です。
バンコク・ラタナコーシン島を囲んでいた城壁です。
タマサート大学の学食の横で、実際発掘された遺構を見ることができます。興味がある方は足を運んでみてください。
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また、この博物館のあるプラスメン通りを東へ10分ほど歩くと、唐突に白い城壁が現れてちょっと驚きます。
バンランプー運河を見下ろせる通路から、裏の木造建築に入っていきます。
入ってすぐに少女が!(実によく出来た人形で本物みたい)
壁の穴を覗いてます。なんか昭和を感じさせますね。きっと最近までこのあたりはこんな感じだったんだろうなあ。ばんばんも隣で覗いてみました。何が見えるかは実際に行って確かめてくださいね。
以前バンコクで走っていた市電の運転台が復元されていて、運転手になりきれる写真スポット!
壁には昔の街を再現した絵が大きく描かれていますが・・・。三輪人力車を除けば、今と全く変わりません。
いくつかのお店が再現されていました。ここは、古い喫茶店。
まとめ
実はもう少しいろいろな展示があったのですが、ばんばんが興味を持ったところだけ紹介させていただきました。
土曜日昼過ぎのツアーでしたが、参加者も8人ほどとボチボチ盛況ですね。ばんばんはタイ語のツアーに参加したのですが、英語のツアーはあるのでしょうか?確認してくるのを忘れてしまいました。
料金も格安ですし、綺麗でエアコンも効いていますので、カオサン周辺で時間が余った方やタイの歴史に興味のある方におすすめの博物館です。
土砂降りの雨が止んだので、プラスメン砦に散歩に行きます。